おいしいそばにとって何よりも大切なのは、良質なそば粉を選ぶことです。店主自ら畑でそば粉も栽培しております。
産地に直接店主が伺い、その時に一番鮮度がよく良質で新鮮なそば粉を厳選してお客様へ提供しております。
上質で若草のようなさわやかな香りたつ、打ちたての十割手打ち蕎麦をご賞味ください。
蕎麦の膳 たかさごの蕎麦はすべて十割手打ちでございます。
蕎麦粉は店主自ら国内産地を厳選し買い付けた玄蕎麦を石抜き・磨き・粒選別・皮むき・石臼挽き・篩までの工程すべてを当店内にて製粉しております。
汁はよく枯れた本節・宗田節・鯖節を当店で削り、長時間火に掛け節のコクと風味を十分に引き出しました。蕎麦・汁共々楽しみながらご賞味くださいませ。
三代目店主と四代目店主の料理での共演もお楽しみ下さい。心よりおまちしております。
時代を遡り東京日本橋の大火が起こった頃(明治20年頃)にたかさごの歴史は幕を開けます。
店は戦前、東京都中央区日本橋茅場町にあり別の屋号を名乗っておりました。
戦時中、焼け野原になり、その後東京都港区南青山の地へ移転。
昭和24年頃 二代目宮澤鶴太郎が「たかさご」の名を受け継ぎ、現在の地に程近い東京都新宿区納戸町に移転。
3年後の昭和27年頃、現在の場所である東京都新宿区中町が拠点となりました。
もともと先代は手打ち蕎麦をしていましたが、戦後GHQの指導の下、手打ち蕎麦から機械打ちとなりました。
平成3年 店舗改装を機に二代目鶴太郎指導のもと三代目が手打ち蕎麦を復活。
「十割そば」一筋で営業を始め現在に至ります。四代目も現在修行中。
三代目店主 宮澤 佳穂
そば店を経営するかたわら、東京檜原村や日の出町に畑を持ち、自らそば栽培、収穫をしている。
また東京・青山にあるNHK文化センターそば打ちの講師を務める。
1999年-2004年日本航空株式会社「鵬友会」にてそば打ち教室開催。(JAL打ち)
2001年 NHKカルチャーセンター「そば打ち教室」始まる。(2002年より東京都檜原村にてそば栽培を始める)
2001年 「A Cook’s guide to grame」の著者Jenni Muir氏より日本でただ一人、蕎麦打ちの技術について取材を受ける。その本が2002年英国で出版され翌年ヨーロッパ出版界より4つの賞にノミネートされる。
2002年 NHKテレビ芸術ドラマ「蕎麦屋の噺」で蕎麦打ち技術指導。
2002-2004年ホテル日航東京にて12月31日「年越しそば」を打つ。
2004年 NHK出版より 著者 宮澤佳穂「そば打ち入門のコツのコツ」を出版(好評発売中)
2004年 英国スローフード協会より同年の受賞者としてノミネートされる。
2005年 NHK文化センター主催、日本外務省及びフランス外務省、ボルドー市後援ボルドー市にて「日仏文化交流」そば打ち技術を披露。
2006年 日本外務省主催、日本航空株式会社後援 日本、パラオ文化交流同国大統領ご夫妻に文化交流のそば打ちを披露。
2006年より千代田区NPO法人「江戸ソバリエ認定講座」の講師を務める。
2007年 飛騨市古川で行われた第一回そば祭りに参加。
四代目 宮澤 和彦
1997年 東京調理師専門学校卒業。同年ホテルオークラ東京入社。
ホテルオークラ東京「山里」、多摩そごうオークラレストラン「桃山」オークラ千葉ホテルにて会席料理の修業を積む。
オークラ伝統の素材の味をひきたたせる和食の真髄を学ぶ。
ホテルオークラで12年間の会席料理修行を経て、2009年蕎麦の膳「たかさご」へ。
2009年より四代目監修の会席おせち料理を年末に販売。
毎年、数量限定で予約受付するも開始後間もなくでご好評につき完売となる。
2013年3月、2014年3月、二年連続で佐賀県の名産品を店舗内に展示し、唐津市の食材を使用したコースやランチでの佐賀フェア開催!毎年大好評となる。